PROCESS「とり型はしおき」の成形

今年で50周年を迎えた「とり型はしおき」。
1973年のデビュー当時から変わらないデザインと工程で作られています。
「とり型はしおき」の美しくも愛らしいフォルムは、石膏型を使った【圧力鋳込成形】あつりょくいこみせいけいという方法でつくられます。今回のTOPICSではその「成形」の工程をご紹介いたします。

石膏型には箸置きのカタチの空間があり、
そこにかけたタンクから圧力をかけて泥漿でいしょうを流し込みます。
泥漿でいしょうとは水分が多めの磁器土のこと)

石膏型が水分を吸うことでどろどろの泥漿が固まります。

生地にはまだバリ(型の合わせ目)が残っています。

目印に専用の道具を合わせてくるくると。

目元をぱっちりさせます。

少し柔らかいうちに刻印を打ちます。

「白」の刻印はちょっと細め。

乾燥させてからバリを丁寧に削ります。

ボディーのカーブはより丁寧に。

スポンジで拭いてすべすべに仕上げます。

顔の周りも丁寧に、
量産の型を使いながらも、丁寧に仕上げられていく生地。

窯入を待つ「とり型はしおき」。

小さな製品は匣鉢さやという耐火素材の箱に入れて素焼をします。

匣鉢さやのまま、窯に積みます。

約900℃の窯で焼成します。

このあと素焼窯から出された素地は検品され、釉薬を掛け約1300℃の本焼成を経て完成品となります。 工程全体からするとここまでで半分ほどでしょうか。釉薬を掛ける工程や本窯の様子はまた別の製品でご紹介できればと思います。

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